没落と廃退

日常系ブログです。

2019年2月7日

モバマス新アイドル

Twitter歴は実は長い。2008年ぐらいからなのでそろそろ11年。え、あと何年かしたら人生の50%Twitterになるのではなかろうか。別に最近付き合いは減ってるので気にしないでおこう。

日本で流行る前、ヒウィッヒヒーとか言ってた頃。同級生を探すというWebサービスがあり、そこに登録すると近い年代の人を見つけれるというものがあった。今や、いや少し前は、知り合いの若い人間はだいたいTwitterアカウントを持っていて、リアルのつながりをネットに移すだけみたいな人が多いかもしれないが、このTwitterを楽しむにはそういう、話が通じそうな人をフォローするのが良いと判断し、そのあたりで同学年のつながりができた。だいたい高校2年か3年の頃である。

 

そうして繋がっていくと、ゆるーくクラスタみたいなものが形成されていった。高校2-3年生、大学受験前とも言う。少しずつ膨れてくると、数個下の学年もその輪に紛れてきたり、同級生というだけで繋がっていた人とは縁遠くなったりもした。まあそんな輪にいた。自分はそのままTwitterでの繋がりからSkypeへ移行するといったより親密な仲に発展することは一切なかったが、その輪での一部はSkypeへ移行するようになり、そこでの話題がTwitterで出てくるようになったりもした(スマブラ回で長続きしたいならば慢性的にボイスチャットをする仲になるべきでないと言ったのはここでの経験がある)。こちらからしたらそういう仲になっているのはうらやましくもあるが、その話題されても知らんがなということで疎遠になっていった。

 

その輪には2人女子中学生がいた(正確には何人もいたのだろうが、自分の観測視点からは2人ぐらいだった)。そしてその彼女らはある程度の時期を経てボイスチャット勢へと変貌した。ボイスチャット勢になってしまったら自分にはもう観測する方法はない。別に観測が目的ではなく、適当に会話していた仲だった人が遠い場所に行ったという話だが。

1人は、女子高校生になると親に携帯を取り上げられたらしく、ネットから隔離された生活を送るようになっていた(たまに親の携帯からTwitterに顔を出すようになっていた)。まあ何回か転生をして嫌な人を切って切って生活していたように見えた、以上の類推は出来ないけども、携帯は自由に使えないながらも楽しくリアルに戻っていったようにも自分からは見えた。

もう1人は、当時、とある男子高校生と仲良くリプライを飛ばしあっていた。たまに自分も混じることはあったが、そのまま彼と彼女がSkypeへと移行した段階で自分との縁は切れた。そしてふと思い出した頃には完全にアカウントが消えていた。自分も高校から大学への転換点だったためTwitterを見る機会が減ってきた頃の出来事だ。

大学にはいってしばらくした時。ボイスチャット勢に紛れ込んでいた観測者立場に居た人と親しくなり、いわゆる裏垢の仲になった。そして上記のことも忘れてきた頃に、ぼそりとURLが貼られた。その女性側(転生垢)が男性から被害に遭いそうになったと告発しているものであった。なんと表現すれば良いかはわからない。が、15-16歳の時期にオンライン上で仲良くなり、実際に会う仲にはなったものの、そこで信頼関係が更に積み上がるよりも先にいざこざが起きるというのは辛かった話であっただろう。

 

SNS育ちを自称する新アイドルをみて、そんな自分の観測してきた過去を思い出してしまった。みんな、SNSでは良い思い出だけを築いて、悪い思い出が生まれる前にそのままSNSの輪から去って、綺麗なまま「そんなこともあったな」と言っていつまでも笑っていられる、そういう感じであってほしく思う。